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5Gのモバイルルーターは使い物にならない?契約前に知るべき情報
2021年の冬頃にかけて、モバイルルーターのあらゆるプロバイダで5Gに対応したプランが登場しました。
中にはその5Gのプランに契約したいと考えている方も少なくないと思われます。
しかし、モバイルルーターの5Gプランを契約する際には、自分にとってどの契約先が合っているのか判断した上で契約することが大事です。
そこで今回は、モバイルルーターの5Gプランを契約したい方に向けて、メリットや実際の評判などについて解説していきます。
この記事で分かること
・5G対応モバイルルーターのメリット
・5G対応モバイルルーターの評判
・5G対応モバイルルーターがおすすめな人
【2022年最新】5G対応モバイルルーターの比較一覧
まずは5G対応のモバイルルーターのサービス内容や料金プランなどについてみていきます。
今回は以下の5つのプロバイダのサービス内容や料金プランなどを比較していきます。
比較対象のプロバイダ
・Broad WiMAX
・GMOとくとくBB WiMAX
・BIGLOBE WiMAX
・カシモWiMAX
・docomo 5G
Broad WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | BIGLOBE WiMAX | カシモWiMAX | docomo 5G | |
運営会社 | 株式会社 Link Life | GMOインターネット株式会社 | ビッグローブ株式会社 | 株式会社MEモバイル | 株式会社NTTドコモ |
月額料金 | <ギガ放題プラン(4G)> 0~2ヶ月目:2,999円 3~24ヶ月目:3,753円 25ヶ月目以降:4,413円 <ギガ放題プラス(2年)プラン(4G/5G)> 0~2ヶ月目:2,999円 3~24ヶ月目:4,634円 25ヶ月目以降:5,513円 <ギガ放題プラス(3年)プラン(4G/5G)> 0~2ヶ月目:2,090円 3~24ヶ月目:3,894円 25ヶ月目以降:4,708円 | <ギガ放題プラン(5G)> 0~2ヶ月目:2,079円 3~36ヶ月目:4,389円 37ヶ月目以降:4,444円 | <ギガ放題プラス(1年、5G)> 0~24ヶ月目:4,378円 25ヶ月目以降:4,928円 | <3年プラン(5G)> 初月:1,408円 1ヶ月目以降:4,455円 <2年プラン(5G)> 初月:1,408円 1ヶ月目以降:4,708円 | <5Gギガホプレミアム> 7,315円 <5Gギガライト> 0~1GB:3,465円 1~3GB:4,565円 3~5GB:5,665円 5~7GB:6,765円 |
実質速度 | 上り:8.69Mbps 下り:43.26Mbps | 上り:8.69Mbps 下り:43.26Mbps | 上り:8.69Mbps 下り:43.26Mbps | 上り:8.69Mbps 下り:43.26Mbps | 不明 (最大通信速度 上り:218Mbps 下り:4.2Gbps) |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 ・端末代:21,780円(4Gなら無料) | ・事務手数料:3,300円 | ・事務手数料:3,300円 ・端末代:21,912円 | ・事務手数料:3,300円 | ・端末代:35,640円 |
契約期間 | 2年/3年 | 3年 | 1年 | 3年/2年 | なし |
回線エリア | ・WiMAX ・au 4GLTE | ・WiMAX ・au 4GLTE | ・WiMAX ・au 4GLTE | ・WiMAX ・au 4GLTE | ・ドコモ |
通信制限 | ・5G:3日で15GB以上使うと1Mbps (4G:3日で10GB以上使うと1Mbps) | ・5G:3日で15GB以上使うと1Mbps (4G:3日で10GB以上使うと1Mbps) | ・5G:3日で15GB以上使うと1Mbps (4G:3日で10GB以上使うと1Mbps) | ・5G:3日で15GB以上使うと1Mbps (4G:3日で10GB以上使うと1Mbps) | 実質無制限 |
この表を基に1つずつプロバイダの特徴をみていきます。
Broad WiMAX:最も月額料金が安いプロバイダ
Broad WiMAXは5G対応のモバイルルーターの中で最も月額料金が安いプロバイダとして知られています。
たいていのモバイルルーターの料金は4,000円から5,000円かかるところが多いです。
しかし、Broad WiMAXは初めの3ヶ月は3,000円以内、それから2年以内は4,000円以下で利用できてかなりお得です。
ただ、4Gプランの端末は無料でも、5G端末は端末代がかかってしまいます。
とはいえ、その点を踏まえても他のモバイルルーターのプロバイダの中でもかなり安いです。
料金の安さを優先したい方はBroad WiMAXで契約してみてください。
ちなみに、実質通信速度や回線エリア、通信制限が他のWiMAXプロバイダと同じになっていることが表からわかります。
これは端末によって通信速度などの条件が決まっているためで、「Speed Wi-Fi 5G X11」という最新機種を契約すると仮定した場合の内容です。
同じWiMAXでの契約なら回線エリアや通信制限は同じでも、通信速度は端末によって異なります。
GMOとくとくBB WiMAX:高額キャッシュバックがもらえるプロバイダ
GMOとくとくBB WiMAXは高額キャッシュバックがもらえるプロバイダとして知られています。
かつては30,000円ほどのキャッシュバックがもらえましたが、今ではそこまではもらえなくなっています。
しかし、月額料金を4Gプランの時と同様にする代わりにキャッシュバック金額を下げる形で対応しました。
そのため、お得な料金で5Gプランが楽しめ、かつ業界トップクラスの20,000円のキャッシュバックももらえます。
このキャッシュバックをきちんと受け取れば、最も安く契約できるプロバイダともいえます。
GMOとくとくBB WiMAXで契約する際は、なるべくキャッシュバックが受け取れるようにしましょう。
ただ、GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックを受け取るために、契約から11ヶ月後に届くメールをチェックする必要があります。
そのメールに記載されたリンクから申請手続きをして、その1ヶ月後にキャッシュバックが受け取れます。
メールの管理ができる方は忘れませんが、その管理がずさんでメールに気付かないケースが多いです。
GMOとくとくBB WiMAXは、しっかりメールの管理ができる方の契約をおすすめします。
BIGLOBE WiMAX:契約期間が1年のプロバイダ
BIGLOBE WiMAXは契約期間が1年の珍しいプロバイダとして知られています。
たいていのプロバイダでは2年や3年のところが多いです。
もしサービス内容に不満を感じてすぐに解約したいと思っても、違約金がその邪魔をしてしまいます。
契約期間中の解約には違約金が発生してしまい、1、2万円程度かかることが多いです。
そのため、契約期間満了まで我慢してしまうケースがよく見受けられます。
しかし、BIGLOBE WiMAXは契約期間が1年であるため、サービスに不満を感じてもそこまで長い期間待たなくてもよいです。
解約したいと思っても、比較的すぐに辞められる安心感を持って契約したい方におすすめです。
また、BIGLOBE WiMAXはGMOとくとくBB WiMAXに次いで高いキャッシュバック15,000円がもらえるプロバイダでもあります。
GMOとくとくBB WiMAXでは長い期間待たないともらえません。
ですが、BIGLOBE WiMAXは契約してからすぐに高額のキャッシュバックがもらえます。
そういった点を踏まえると、キャッシュバックを素早く受け取りたい方にもおすすめです。
カシモWiMAX:お得にモバイルルーターを始めやすいプロバイダ
カシモWiMAXは初月の月額料金が1,000円台という安さで利用できるプロバイダとして知られています。
プロバイダによって初月の対応は異なり、月額料金から日割り計算してくれるところもあります。
しかし、いつのタイミングで契約しても月額料金がまるまるかかってくるところも少なくありません。
一方で、カシモWiMAXは初めから安い月額料金で固定化されています。
そのため、初月の契約が月末になっても大きな損を負うことがない分、まずはモバイルルーターを始めてみたいという方におすすめのプロバイダです。
とはいえ、月額料金がいつ契約しても1,000円台で固定化されているため、なるべく月の頭に契約することをおすすめします。
また、初月を終えてからも、契約期間が満了するまでずっと安い月額料金が固定化されています。
モバイルルーター初心者以外にも、月額料金の安さを求める方にもおすすめです。
docomo 5G:通信速度の速いプロバイダ
docomo 5Gは通信速度の速いプロバイダとして知られています。
ここまで紹介してきたプロバイダはすべてモバイルルーター大手のWiMAXのプロバイダです。
WiMAXのプロバイダの5Gの最新機種が「Speed Wi-Fi 5G X11」で、その端末を基に通信速度を紹介しました。
一方で、docomo 5Gはdocomoが提供するモバイルルーターサービスで、WiMAXとは使っている端末が異なります。
「Wi-Fi STATION SH-52A」が最新機種として使われていて、その端末を基に通信速度を紹介しました。
そのため、料金面だけでなく通信速度や通信エリアも異なります。
ちなみに、両方の端末のスペックは以下の表の通りです。
Speed Wi-Fi 5G X11 | Wi-Fi STATION SH-52A | |
最大通信速度 | 上り:183Mbps 下り:2.7Gbps | 上り:480Mbps 下り:4.2Gbps |
サイズ | 約136x68x14.8mm | 約157x84x16mm |
重量 | 約174g | 約268g |
連続通信時間 | 約8時間 | 約5時間 |
同時接続可能台数 | 16台 | 18台 |
Wi-Fi STATION SH-52AはSpeed Wi-Fi 5G X11よりややサイズ感や重みがあり、連続して使える時間が短いです。
しかし、最大通信速度はかなり速く、同時接続可能台数も多いです。
本来なら通信速度の実測値で比較するのが望ましいのですが、インターネット上にWi-Fi STATION SH-52Aの実測値平均が記録されていません。
そのため、Speed Wi-Fi 5G X11より速いと絶対的に言い切れるわけではありません。
それでも、最大通信速度の速さは実測値にも影響してくるため、Wi-Fi STATION SH-52Aのほうが速いと考えてよいでしょう。
金額面はやや高いのですが、通信速度の速さを求める方に特におすすめです。
5G対応のモバイルルーターのメリット|利用する上で何が便利?
5G対応のモバイルルーターのメリットとして以下のものがあげられます。
5G対応のモバイルルーターのメリット
・通信障害が発生しにくくなる
・同時多数接続が安定して可能になる
・純粋に速度が速くなる
通信障害が発生しにくくなる
5G通信は4G通信より通信障害が発生しにくいです。
4Gは「クラウド・コンピューティング」という仕組みで、中央のサーバー端末とユーザーの端末を接続する形で通信を行っています。
ただ、この方法だとユーザーの端末と実際に情報の処理を行うサーバー端末までの距離が遠くて、通信に時間がかかってしまいます。
一方で、5Gは「エッジ・コンピューティング」という仕組みが採用されています。
これは4Gよりも情報の処理を行うサーバー端末とユーザーの端末の距離が近くなるようにサーバーが設置される仕組みです。
そのため、ユーザーの行う通信が最短距離で行えるようになり、通信障害が発生しにくくなります。
同時多数接続が安定して可能になる
5G通信だと1つの基地局に同時に接続できる端末の数が多いです。
モバイルルーターは基地局とつないで電波を受信しています。
そのため、同じ回線で契約している方が多数利用していると、アクセスが集中してしまいます。
4Gでは約100台までしか接続できなかったため、土日祝日や平日の夜には通信速度が低下しやすいです。
しかし、5Gでは約100万台ものアクセスが集中しても問題ないため、インターネット通信の安定感が向上しています。
夜の通信速度の遅さにイライラしてしまう方は、5Gの契約をおすすめします。
純粋に速度が速くなる
多くの方がイメージしているように、5G通信にすると通信速度が速くなります。
最大通信速度は4G通信の時の20倍にもなっていて桁違いに速いです。
たとえば、WiMAXの5G対応の最新端末である「Speed Wi-Fi 5G X11」と4Gの「Speed Wi-Fi NEXT WX06」を比べると、通信速度に以下のような差がみられます。
Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | |
最大通信速度 | 上り:183Mbps 下り:2.7Gbps | 上り:75Mbps 下り:450Mbps |
実質平均速度 | 上り:8.63Mbps 下り:43.62Mbps | 上り:7.12Mbps 下り:25.4Mbps |
Ping値 | 43.4ms | 57.74ms |
上りの通信速度は5Gになったからといってあまり変化はありませんが、下りの通信速度が倍くらい違います。
ただ、最大通信速度が20倍にもなった割には実際に出る通信速度の速さはそこまで大きく変わりません。
いかに無線接続によって本来出せる通信速度が大幅に下がってしまうのかがわかります。
5Gときくとほんの一瞬でデータを読み込むようなイメージを持っている方もいるでしょう。
しかし、光回線の通信速度を経験している方にとっては、イメージほどものすごく速いわけではないと感じる方もいると思われます。
あくまでも有線接続のほうが速いことを覚えておきましょう。
5G対応のモバイルルーターはここが良くない|利用することのデメリット
一方で、5G対応のモバイルルーターのデメリットとして以下のものがあげられます。
対応エリアはかなり限られる
5G対応プランがモバイルルーターの中でも増えてきていますが、まだ5Gの利用ができるエリアはかなり限られています。
先ほど触れましたが、4Gと5Gでは通信の仕組みが少し異なっています。
そして、5Gの仕組みはまだ全国規模に普及しているわけではありません。
そのため、仮に5G対応のみのプランしかないプロバイダに契約しても、対応エリア外の方は4Gの通信しか使えません。
5G対応プランに契約する前には、なるべく自分の住んでいる地域が対応エリアに入っているかどうかを確認してください。
対応端末でないと利用は不可
通信速度や通信プランは端末によって決まっています。
つまり、5G通信を利用するなら5Gプランに対応した端末を利用する必要があるということです。
WiMAXなら「Speed Wi-Fi 5G X11」や「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」、docomoなら「Wi-Fi STATION SH-52A」、「Wi-Fi STATION SH-52B」などの端末があります。
他にも回線ごとに5G通信が使える端末がそれぞれ決まっています。
よく確認しないまま契約すると実は4Gプランだったということもあるため、契約前に端末の確認を済ませておきましょう。
一般的なモバイルWi-Fiよりも料金は高い
5G通信のプランは4Gのものと比べて料金が高いことがあります。
たいていの場合は、5Gプランで4G通信も可能であるため、完全に5Gに移行したあるいは5Gと4Gのどちらでも使えるプランが多いです。
しかし、中には4Gプランのみで使えるプランがまだそのままになっているプロバイダもあります。
その4Gのプランと5Gが使えるプランを比較すると、毎月1,000円近く5Gプランが高くなることが多いです。
料金の安さを求めるなら、4Gプランで契約したほうがよいです。
5G対応のモバイルルーター利用者の声|実際の評価はどうなってる?
5G対応のモバイルルーターの良し悪しがわかりましたが、実際にサービスを利用している方の評判が気になるところですね。
そこで、5G対応のモバイルルーターの評判についてみていきます。
通信速度が速い
WiMAX+5G,5Gエリアに入れば期待通りの数値が出るな。 pic.twitter.com/rjXlJYXGOM
— takasan (@takakunsan) August 29, 2021
クラウドWiFiとWiMAX+5Gの実測値
場所:日比谷線(上野)
時間帯:11:54
曜日:木曜日
混み具合:ガラガラ
走行状態:-
WiFi:2.4Ghz
接続端末:iPhoneSE2、iPhoneX
計測:fast com左が WiMAX、右がクラウドWiFiです。#WiMAX #クラウドWiFi #WiMAXエリア #Galaxy5GMobileWiFi #U3 #モバイルWiFi pic.twitter.com/ZvPeRFTZS7
— トヨ@家電歴18年(PC関連・スマホ・ネット回線)ただの「家電好き」が勝手に発信してます (@wifi_land) April 22, 2021
やはり5Gのモバイルルーターとなると、かなり通信速度が速いと感じている方が多いようです。
場所によっては有線接続とさほど変わらないほどの通信速度の速さも期待できます。
また、クラウドWi-Fiと比較している方もいて、クラウドWi-Fiよりもはるかに通信速度が速いことがわかります。
クラウドWi-Fiは複数回線が使える少し変わったSIMで、ソフトバンクやau、ドコモの3つの回線が自由に使えるものです。
多数の回線が使えることで、通信エリアを広く網羅して通信を安定させる効果があります。
しかし、端末のスぺックが低くて通信速度が遅いデメリットがあります。
その違いが顕著に現れています。
電波が安定しやすい
前のWiMAX端末では海に出たら電波ダメダメだったけど、Galaxyの5G端末にしたらバッチリになった👍 pic.twitter.com/G9i3Vc4VKl
— Entac 🎸2/22”れんこんダイバーシティ” (@herrkf) August 29, 2021
5Gプランは電波が安定しやすいという声も大きかったです。
WiMAXは電波がやや不安定なことで知られていて、以前だと少し電波が悪くなりそうな場所に近づくだけで電波が不安定になっていました。
しかし、5G通信だとかなり電波が安定していて、電波が悪くなりそうな場所でも通信が安定することが増えました。
通信の不安定さに悩まされている方は、5Gプランに切り替えてみてください。
速度制限にかかってしまう
カシモWiMAXめっちゃおそー。
3日で15GB制限のだけど
多分3日前に1日で15GB以上程利用したから今日はまだ6.5GB程だけど回線絞られてるっぽいな、
3日で15GBの宣伝文句?に偽りありだわコレ。— きりんFX@及川組ゴールドトレーダー (@kirin8313) December 9, 2021
5Gプランになってから速度制限の条件が変わりましたが、それでも速度制限に悩まされてしまうことはあるようです。
4Gの時はギガ放題プランでも3日で10GB以上使うと速度制限がかかってしました。
5Gになってから10GBが15GBに増えたのですが、平日でも動画をガッツリみていると、1日で5GB消費してしまうこともあります。
WiMAX以外の5Gプランでも同じくらいの容量しか使えません。
そのため、1日5GBで物足りない場合は5Gを諦めて4Gの大容量モバイルルーターを契約することをおすすめします。
端末のサイズが大きい
もはや携帯本体よりデカいモバイルWi-Fi(笑)
ちなみにメインデバイスはiPod touchなので、大人と子供の違いwww#Galaxy5GMobileWiFi pic.twitter.com/LAHiiQ6rUN
— ヨーゼフ (@Joseph_ND_2005) August 5, 2021
5Gのモバイルルーターの端末のサイズ感が大きいことに戸惑っている意見もみられました。
モバイルルーターといえば、スマホよりもサイズが小さくてポケットに入れやすいものをイメージしている方が多いです。
しかし、5Gのモバイルルーターはスマホくらいの大きさをしているものが多いです。
場合によっては持ち運びがしくにいと感じる方もいるかもしれません。
5G対応のモバイルルーターはどんな人におすすめorおすすめしない?
5G対応のモバイルルーターは以下のような方におすすめです。
5G対応のモバイルルーターがおすすめの人
・少しでも速度が速いモバイルルーターを選びたい人
・自宅の光回線工事が出来ない人
一方で、5G対応のモバイルルーターは以下のような方にはおすすめできません。
少しでも速度が速いモバイルルーターを選びたい人にはおすすめ
5G対応のモバイルルーターの強みは通信速度の速さです。
そのため、通信速度の速さを求める方におすすめです。
通信速度の実測値は光回線ほどは期待できませんが、50Mbps~100Mbps程度の速さが出せると考えておきましょう。
それだけの速度が出せれば、十分にインターネットが楽しめます。
ちなみに、インターネットの利用用途別に必要な通信速度の速さを以下のページにまとめています。
回線が重い時はこの9つの対処法を試せばOK|夜になると重くなる原因は?
インターネットを利用していて、やたらと回線が重くて使いにくいと誰しも一度は感じたことがあると思われます。今回は、回線が悪い・ラグい時の原因や対処方法、またどうしても回線が重たい時におすすめできる乗り換え先について解説していきます。
自宅の光回線工事が出来ない人
自宅の光回線工事が出来ない人にもおすすめです。
たとえば、マンションの構造上光回線を引けない物件に住んでいたり、引きたい回線がマンションの共用部に引かれていなかったりする場合が考えられます。
そういった場合は、別の光回線を引くか、モバイルルーターを契約するしかありません。
モバイルルーターを契約するなら、光回線ほどは通信速度が出ないことを理解した上で、契約を進めてください。
ちなみに、光回線は工事を実施するまでに数週間から2ヶ月程度時間がかかります。
その工事を実施する機関の埋め合わせとして5G対応のモバイルルーターを契約するのもおすすめです。
5G対応エリア内に住んでいない人
5G対応のモバイルルーターはデメリットが少ないです。
しかし、目立ったデメリットをあげるとしたら、5G対応エリアに住んでいないと使いにくいという点があげられます。
5G対応のプランは4Gでの通信で利用することも可能です。
そのため、5G対応エリアに住んでいない方は、5Gの料金で4G通信を利用することになるため、やや損をしてしまいます。
もし5G通信エリアの拡大を期待して先に契約するなら、キャンペーンなどをうまく活用してなるべく安くなるように契約しましょう。
5G対応のモバイルルーターに関するよくある質問は?
5G対応のモバイルルーターが拡大する動きに伴って、インターネット上で色々な質問が投稿されています。
その中でも特に質問の多かった以下の質問について回答していきます。
5G対応のモバイルルーターに関するよくある質問
・5Gモバイルルーターの価格相場はどれくらい?
・5Gモバイルルーターは全てSIMフリーなの?
・5Gモバイルルーターは無制限で利用できる?
5Gモバイルルーターの価格相場はどれくらい?
5Gモバイルルーターは端末の種類によって価格はかなり違います。
それぞれの端末の料金を以下の表にまとめました。
端末 | 料金 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 21,780円 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 21,780円 |
Wi-Fi STATION SH-52A | 68,904円 |
Wi-Fi STATION SH-52B | 35,640円 |
Pocket WiFi 5G A101ZT | 28,800円 |
WiMAXで取り扱っている「Speed Wi-Fi 5G X11」や「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」はどちらも他のものより安いです。
docomoで取り扱っている「Wi-Fi STATION SH-52A」は他の端末の何倍も高い料金で初めにリリースされました。
しかし、5Gプランが少しずつ一般化し始めた頃に「Wi-Fi STATION SH-52B」がリリースされました。
他の端末と料金の差を埋める目的で、旧端末よりも半額近く安い料金で販売されています。
WiMAXの次に安いのがソフトバンクの「Pocket WiFi 5G A101ZT」で、30,000円以内の金額に収められています。
Wi-Fi STATION SH-52A以外は30,000円を超えると高いくらいの認識で考えておくとよいでしょう。
5Gモバイルルーターは全てSIMフリーなの?
SIMフリーのモバイルルーターはいくつか打ち出されていますが、5GモバイルルーターにはSIMフリーのモデルはありません。
料金の安さを考えるならSIMフリーモデルのほうが安いですが、5Gにはそのモデルがない以上キャリアモデルを選ぶしかないです。
まだ5Gプランが普及し始めてさほど時間が経っていないため、もう少し時期を待てば5GでもSIMフリーモデルが出るかもしれません。
料金の安さを求めるなら、SIMフリーのプランが登場するまで待ってみてください。
5Gモバイルルーターは無制限で利用できる?
5Gが登場する噂が流れた際には、無制限でインターネットが使えると言われていました。
しかし、5Gホームルーターはともかく、5Gモバイルルーターには無制限で利用できるプランはありません。
今のところモバイルルーターに関しては完全無制限で利用できるものはないと考えていいでしょう。
かつてはクラウドSIMが完全無制限で使える唯一のモバイルルーターサービスでした。
しかし、回線の混雑による大規模通信障害が問題化し、政府からの要請もあって完全無制限ではない形で規制がかけられました。
無制限で通信できるインターネット設備が欲しい場合は、光回線あるいはホームルーターを検討してみてください。
WiMAXではモバイルルーターとホームルーターが共通のプランになっていて、ギガ放題の速度制限がかかります。
ホームルーターを検討する際は、WiMAX以外のところで契約するとよいでしょう。
まとめ
5Gモバイルルーターは4Gよりも通信速度が速く、速度制限の条件が緩くなったりして、かなり使いやすいものになっています。
4Gモバイルルーターと比べてかなりデメリットが少なくなっていますが、5Gに対応しているまだかなり限定されています。
もし5Gモバイルルーターを契約する場合は、通信対応エリアに住んでいるかどうか確認してみてください。
また、通信速度が速いのは間違いありませんが、光回線のような速さは出せないため、あまり期待しすぎないことが大事です。
5Gモバイルルーターを通じて、快適なインターネットライフを楽しんでいきましょう。