携帯電話情報を複数のeSIMで共有できる
SIMに登録されている携帯電話情報を、共有できる特徴もあります。
例えばiPhoneとApple Watchがそれです。
Apple Watchに内蔵しているeSIMをiPhoneと同じ情報を共有することで、電話やインターネットなどの通信を利用できるようになります。

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それぞれに電話を受けられて、使い勝手が良くなりますね。
eSIMのデメリットには何がある?-ユーザー視点のイマイチなポイント-

対応端末が限られている
eSIMを利用するためには、スマホやタブレットなど端末側がeSIMに対応している必要があります。
まだまだeSIM対応機種は数が少なく、利用できる機種は限られています。

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海外ではeSIMを利用して、デュアルSIMやトリプルSIMが普及しています。
対応のキャリアが少ない
当然、eSIMを発行するキャリア側も対応していなければいけません。
eSIM発行に対応しているキャリアもまだ数が少なく、全てのキャリアで選べるサービスではありません。

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eSIMへの対応状況は各社のホームページ等でしっかりチェックしましょう。
最安のeSIMを失敗せずに選ぶには?-契約前に確認したい3つのこと-

実質速度はどれだけ出るか
規格上の最大速度ではなく、実際に測定された速度がどのくらい出るのか必ずチェックしましょう。
通信環境にもよりますが、規格値の最大速度は実際でません。
みんなの通信速度測定というサイトでは、スマホキャリアの速度測定結果を公表しています。
これを参考にしてください。
特に格安SIMと呼ばれ、大手キャリアから回線を借りて運営しているキャリアは夕方や昼休みなど混雑時間帯の遅延が大きくなります。

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1日の速度の変動がわかりますので、契約前に是非チェックするようおすすめします。
通信回線を確認する
前述したように、格安SIMと呼ばれるキャリアは通信回線を借りて運営しています。
どのキャリアから借りて運営しているのかはチェックしておきましょう。
例えばドコモを使っていたなら、ドコモから回線をかりている”ドコモ系”の格安SIMなら、SIMロック解除なしで使えます。

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通信速度にも差がでますので、どのキャリアの回線を使っているかのチェックは必須です。
使用したい端末で使えるかどうか
端末によってはeSIM非対応の場合があります。
取り扱い説明書や機種のスペック表をよくチェックして、対応製品かどうか把握しておきましょう。
eSIMの最大のメリットといえば、2枚のSIMを使い分けるデュアルSIMにおいて物理的な差し替えが必要なくなることです。
しかし、デュアルSIMを使う予定がなければeSIMを使うメリットが少なくなってしまいます。

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eSIM対応端末は高価になる傾向もありますので、買い替え時まで待つのも良いですね。
eSIMを申し込むにはどうすればいい?利用開始までの流れを解説

手順①:申し込み手続きに必要なものを準備する
申し込みに必要な運転免許証などの身分証、支払いに使うクレジットカードを用意した上で申し込みに進みましょう。
特に格安SIMでは支払いがほとんどクレジットカードのみになっています。
クレジットカードがなければ、手続きが進まなくなってしまいますので、あらかじめ作っておくか口座振替対応のキャリアで申し込みましょう。
手順②:Webサイトから申し込む
基本的にeSIMの申し込みはインターネット(オンライン)上から行います。
店舗に行かずに手続きが完了するのは、eSIM申し込みの大きなメリットです。
またオンラインショップは様々なキャンペーンの対象になっているのもメリットです。
指定のサイトから申し込まないと対象外になってしまいますので、必ずキャンペーンサイトから申し込みしましょう。
手順③:開通手続きする
申し込みが問題なく完了したら、指定のメールアドレス宛に申し込み受付のメールが届きます。
※アプリ利用の場合はアプリに表示される場合もあります。
ここから開通処理していきますが、開通用のQRコードを表示する必要がありますので、開通するスマホ以外にパソコンやタブレット、もう1台スマホを用意するなどQRコード表示用のデバイスを用意しましょう。
申し込み完了のメールやアプリ内からQRコードを表示しましょう。
そこからiPhone・androidそれぞれの手順で設定に進んでください。
【iPhoneの場合】
- 設定→モバイル通信→モバイル通信プラン追加をタップ
- カメラでQRコードを読み込む
- モバイル通信プランのインストールが出たら続けるをタップ
- 設定画面になるので、指示に従って進める(メインの回線として使うならメイン回線に設定してください。)
- 完了したらモバイル通信プランにeSIMの電話番号が表示されるのを確認
- 端末を再起動し、アンテナが立つのを確認
【Androidの場合】
- 設定→ネットワークとインターネット
- SIMの横「⁺」マークをタップ
- SIMをダウンロードしますか?が表示されるので、次へをタップ
- QRコードを読み込む
- ダウンロードを開始
- ダウンロードできたらダウンロードした回線設定して完了
手順④:アプリをインストールして初期設定する
手順3のように自分で設定していくことも出来ますが、キャリアが提供しているeSIM設定アプリもあります。
例えば
- LINEMO…LINEMOかんたんeSIM開通
- 楽天モバイル…my楽天モバイル
などです。
設定をサポートする形のアプリになっていますので、より手軽に開通・設定できます。
特にmy楽天モバイルは申し込みから開通設定まで全て行えますので、楽天ユーザーならインストール必須のアプリになっています。
最安のeSIMに関するよくある質問は?

eSIMはデータ通信のみでしか使えないって聞いたけど本当?
eSIMはかつてデータSIMのみ提供で、音声プラン非対応だったのでなかなか普及しませんでした。
しかし、2020年以降続々と音声SIM対応のキャリアが出てきて、eSIMでの乗り換えも可能になりました。
サブ回線として音声SIMが使えるので、緊急時の予備回線として最適ですね。
2022年7月に起きたauの大規模障害は記憶に新しいところ。
そのような時はスマホのQR決済や、アプリなども利用できなくなり日常生活に大きな被害をもたらします。

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もしそのような事態になっても、音声対応のeSIMを予備回線として持っていればそちらを使えますね。
eSIMとデータプラン専用SIMの比較は?
かつてはeSIMで使えるのはデータ専用SIMのみでした。
しかし、eSIMが普及してからは各社音声通話SIMのみ対応になってきています。
今やデータ専用SIMをeSIMで使えるのは、マイネオとリンクスメイトくらいになっています。
格安SIMやサブブランドは月額料金がかなり安く設定されていますので、音声SIMになっても月額料金が安く済む場合がほとんどです。

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普段使わない電話番号が付与されてしまっても、メインの電話番号が使えなくなった緊急時などは予備の番号として活躍します。
eSIMに対応しているiPhoneはどれ?
2018年発売のiPhone XR以降の機種は全てeSIMに対応しています。
つまりデュアルSIMで使う事ができる訳ですが、国内で発売されているiPhoneは物理SIMが1枚しか入りません。
iPhoneをデュアルSIMで使うなら1枚はeSIMにする必要があります。

Kouta
iPhoneユーザーがデュアルSIMを使うならeSIMを必ず契約しなければなりません。
まとめ:最安のeSIMを使いたいならデータ通信のみにしよう-対応端末の確認も忘れずに-

【記事まとめ】
- 最安のeSIM対応キャリアはLINEMO。データ専用SIMならリンクスメイトが最安!
- eSIMのメリット…デュアルSIMが使える。自分のタイミングで申し込み・開通できる。
- デメリット…対応機種でなければ利用できない。
- eSIMの申し込み方法…本文中の申し込み方法をチェック。楽天モバイルならeKYCを使って、即日開通も可能。
今やデータ専用SIMが使えるキャリア自体が貴重です。
音声サービスがいらないようなら、eSIMも対応しているリンクスメイトのデータ専用SIMがお得です。
音声SIMならLINEMOが最安ですね!